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刺繍糸の管理を考察する Part2
刺繍糸の管理を考察する Part1
糸の色の種類と糸番号との戦い
去年から刺繍を本格的にスタートして、次第に増えてくる糸の管理について考えなければならない時期になりました。
現在の大まかな糸の区分は、レーヨン糸と金銀を含む他色メタリック糸、アクリル糸です。レーヨンは典型的な120d糸、メタリック系は大きいサイズもあります。アクリル糸はいわゆるハンドルミシン用に使用しています。
糸は同系色で多数の種類があり、赤だけでも40色など一見するとほぼ見分けがつかない糸も多いです。
なので赤の箱、青の箱と色ごとに管理したとしてもさらに赤のXX,青のYYというように更に色ごとの階層管理が必要になります。
ラッパの考察
ラッパとは
ラッパとはその形状からの呼び名で爪付きラッパや回転式ラッパなど様々なラッパがあります。この道具は縁テープを布に綺麗に縫製するための補助器具のような道具です。縫製を生業にしている方であればまず1つ以上はお持ちであると思います。当店では8つほど工房にあります。
ミシンと同じで1つあれば万能でどんな縁テープでも綺麗に巻ける、のようなラッパはなく、テープのサイズ毎、カーブ用、直線用、などと用途によって様々な種類が存在します。
当店では海外サイズのテープを縫製することが多いため、インチサイズに合わせて特注して製作して頂いています。
このラッパは押さえもセットになっていることが多く、さらに針板や送り歯もセットになっている場合も多いです。特に押さえはそのラッパの専用品を使わないとまったく縫えないことも多いです。