刺繍糸の管理を考察する Part3

刺繍糸の管理を考察する Part3

ハンドルミシン

これまでにPart1,Part2と記事を分けて刺繍糸の管理について書きました。

改めて、今回の糸パネルは刺繍糸(ソフテーヌG)を一面に陳列するための記事となります。

構想として移動できる糸パネルを作る、としていたのでいわゆる会議室にあるホワイトボードのようにパネルに足を本付けて、脚にキャスターを付けるという考えです。こうすれば工房の模様替えやイベント時に持ち出したりなど汎用性が高いと考えました。

刺繍糸の管理を考察する Part2

刺繍糸の管理を考察する Part2

ハンドルミシン
有孔ボードとフックで糸パネルを作る 引き続きの刺繍糸の管理についての具体的なアイデアです。まずは必要なパーツ、道具です。 参考までに購入先をお知らせします。全てを網羅している訳ではないので、価格の高低差などはご自身で工夫して下さい。 有孔ボードはこちら 6000円で2枚 有孔ボード用フックはこ...
刺繍糸の管理を考察する Part1

刺繍糸の管理を考察する Part1

ハンドルミシン

糸の色の種類と糸番号との戦い

去年から刺繍を本格的にスタートして、次第に増えてくる糸の管理について考えなければならない時期になりました。

現在の大まかな糸の区分は、レーヨン糸と金銀を含む他色メタリック糸、アクリル糸です。レーヨンは典型的な120d糸、メタリック系は大きいサイズもあります。アクリル糸はいわゆるハンドルミシン用に使用しています。

糸は同系色で多数の種類があり、赤だけでも40色など一見するとほぼ見分けがつかない糸も多いです。

なので赤の箱、青の箱と色ごとに管理したとしてもさらに赤のXX,青のYYというように更に色ごとの階層管理が必要になります。

ラッパの考察

ラッパの考察

縫製

ラッパとは

ラッパとはその形状からの呼び名で爪付きラッパや回転式ラッパなど様々なラッパがあります。この道具は縁テープを布に綺麗に縫製するための補助器具のような道具です。縫製を生業にしている方であればまず1つ以上はお持ちであると思います。当店では8つほど工房にあります。

ミシンと同じで1つあれば万能でどんな縁テープでも綺麗に巻ける、のようなラッパはなく、テープのサイズ毎、カーブ用、直線用、などと用途によって様々な種類が存在します。

当店では海外サイズのテープを縫製することが多いため、インチサイズに合わせて特注して製作して頂いています。

このラッパは押さえもセットになっていることが多く、さらに針板や送り歯もセットになっている場合も多いです。特に押さえはそのラッパの専用品を使わないとまったく縫えないことも多いです。

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