Multicam

生地の概要
multicam fabric image

MultiCam®とは、アメリカの Crye Precision 社(クライ・プレシジョン)によって開発された迷彩パターンであり、同社の登録商標。 Cordura(コーデュラ)とは、ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維で、 INVISTA 社(インビスタ)の登録商標。 つまり、ナイロン糸の強度のあるCorduraにCrye Precisionの迷彩パターンを加えた生地となり、登録商標が複数ある生地とも言えます。本来はアメリカ陸軍用に開発された高度な迷彩機能の生地であります。MultiCam®は広域地域での使用を想定して開発されました。最近では大手アウトドアメーカーの製品に採用されることが多くなり、広く認知が進んだ迷彩のひとつになっている印象です。 当店の取り扱う生地は、正規品の生地となります。正規品の証として当店の製品にはライセンスタブが縫い付けられます

以下はCrye Precision社より生地概要の抜粋となります。

The MultiCam® pattern was developed to effectively limit the visual and near-IR signature of a person operating across a very wide range of physical environments and seasons. After many successful evaluations, after being proven in combat, and after becoming the officially issued pattern of the US Army for all Afghanistan operations in 2010, MultiCam® is the proven multi-environment concealment solution.
生地の詳細
項目 詳細
生地名 Multicam(マルチカム)
当店生地番号 FBR-001
素材 Cordura Nylon(コーデュラナイロン)
厚み 500D(デニール) ※9000Mで500g
規格 Mil-DTL-32489 Type 3 Class
原産国 アメリカ合衆国
MultiCam® 500Dのカスタマイズの情報
利用シーンは、日常的に使うことができると思います。ただし、迷彩柄であるため使用される生地の面積が広い商品にはTPOを考慮する必要があると思います。おすすめはアウトドア全般(キャンプやフェス)の利用シーンです。
MultiCam®と相性が良い生地

無地であればブラウン系統を、カモ柄であればウッドランドがおすすめ

原則として、迷彩生地に合わせる生地は無地がおすすめとなります。MultiCam®に対して迷彩を合わせる場合には同じMultiCam®もしくはWoodland(ウッドランド)が良いと思います。MultiCam®は生地のの厚さ(1000d/500D/330D)の違いで表情を変化させるカスタマイズもおすすめです。無地のおすすめは、Coyote Brown(コヨーテブラウン),Tan(タン)がまずはおすすめです。加えてRanger Green(レンジャーグリーン)もおおすすめです。また当店のおすすめとして、バッグ製品にはX-PAC(エックスパック)系の生地を合わせるカスタマイズです。MultiCam®にはブラウン系の色味が相性が良いので、X-PAC(エックスパック)はCoyote Brown(コヨーテブラウン)をおすすめします。

MultiCam® 500Dと相性が良いパーツ
MultiCam®の全体的なグリーン系の色味には、茶色の要素と黄色の要素がとても映えるように感じます。違和感なく合わせるには茶色系の色味を、差し色として合わせるには、黄色もしくは赤色も良いと思います。 特に黄色の要素を合わせる場合には、X-PAC®のYellowが良いと思います。
MultiCam® 500Dと相性が良いジッパー
MultiCam® 500Dを使った当店の製品