設備について(ミシン)

当店の工房では、ミシンを4台設置して、各種の縫製を行っております。大きく4つ分けて直線、厚物を縫うもの、筒状に縫うもの、補強を行うもの、裏地や薄物を縫うもの、ミシンを常備しております。特に筒状の縫製は下記でご説明する特殊な形状のミシンでしか縫製できない箇所があり、バック縫製では欠かせない機材となります。個々のミシンを簡単にご説明致します。

Mitsubishi LY2-3750-B1T

当店のメインのミシンとなります。 こちらの3750は、他の厚物工業用ミシンとは異なる機能がいくつか付随しています。代表的な機能は操作盤と連動する自動糸切り、またパターン登録です。 以前は同じようなミシンで3300というミシンを使用しておりましが、やはりこの自動糸切り機能は作業効率を考えるととても良い機能です。一旦この糸切り機能に慣れてしまうと、なかなか3300のような糸切りなしのミシンには戻れないかもしれませんね。 私の3750はMade In Japan製で、サーボモーターも三菱を積んでいます。厚物用、特に1000Dや1680Dなどのナイロンの中でも特に厚物な生地でも、スムーズな糸目が出るように特別なチューニングが施されております。 また少しセッティングを変更すると、多少の薄物が縫えるように変更しています。 針の上には1針1針縫えるように専用のワンショットボタンが装備されております。最後の1針の時に重宝します。

JUKI DSU-144N

こちらの144Nはいわゆる腕ミシンと呼ばれるミシンで、主にレザーの縫製や、筒物を縫製する際に使用します。レザークラフトを営んでおられる方には超定番の腕ミシンです。 また補助テーブルをセットすると、平ミシンのようにも使用することができるため重宝します。腕ミシンは上記の3750のように長い直線を縫うというよりも1針1針ゆっくり縫っていくイメージのミシンです。3750でパーツを縫って、腕ミシンでテープ縫いをすると効率が良いです。

JUKI LK-1900BN

こちらのミシンは補強用で使用する閂ミシンと呼ばれる特殊なミシンです。
縦横に糸と針が走り、おおよそ3秒で縫製を完了させてしまいます。引っ張る力も強いため慣れるには訓練が必要なミシンです。

JUKI DDL-8700-7

こちらのミシンは薄物用に特化したミシンです。アパレルや厚物を扱わない方はこちらのミシンで業務ができると感じます。当店の場合には極端な厚物、厚物、薄物を扱うため使い分けのためにこちらのミシンを使用しています