糸の色の種類と糸番号との戦い
去年から刺繍を本格的にスタートして、次第に増えてくる糸の管理について考えなければならない時期になりました。
現在の大まかな糸の区分は、レーヨン糸と金銀を含む他色メタリック糸、アクリル糸です。レーヨンは典型的な120d糸、メタリック系は大きいサイズもあります。アクリル糸はいわゆるハンドルミシン用に使用しています。
糸は同系色で多数の種類があり、赤だけでも40色など一見するとほぼ見分けがつかない糸も多いです。
なので赤の箱、青の箱と色ごとに管理したとしてもさらに赤のXX,青のYYというように更に色ごとの階層管理が必要になります。
バックオーダーの時に見つけやすい管理を目指す
レーヨン120dの場合は裸で保管すると紫外線や湿気の影響を受けやすく、糸の強度が弱くなる現象があります。業界ではよく糸が風邪を引く、と言われています。風の引いた糸は引っ張るとプツンプツンと切れます。
現状は劣化防止のためにチャック付きのビニール袋に入れています。さらに糸番号を丸い紙にダイモで打刻して糸番号が確認しやすいように工夫しています。
上記の方法で約10ヶ月程運用してきましたが、500個を超えてくるとその糸の番号が分かったとしても、その糸を探すのに苦労します。またあるあるですが、ないと思った糸を発注して、後々使いかけの糸が見つかって、になってしまいます。
本当の理想はヘイ、Siri、3085の糸を出して、で出てくる、みたいな。まぁそこまでは無理なので詰まるところ、一覧になっている状況を作れるか、かと思います。厄介なのがメーカーが違うと番号のルールも異なり、さらに1本以上ある場合に複数本の糸が一緒になっていることも併せて必要です。
有孔ボードを使って吊るす運用
やはり現状は目について一覧になっている壁掛けの状態が良い、でしょう。ただこの壁掛け運用は、ハンドルミシン用のアクリル糸のみです。レーヨン120dを裸で壁掛けしていると恐らく劣化してしまうためです。
ハンドルミシンのアクリル糸は約100種類ほどありまして、先日ほぼ全ての糸を購入しました。そして有孔ボードに吊るす運用を開始しています。
次回はどのパーツやどの有孔ボードが良いかなどをご紹介していく予定です。