当店でも販売させて頂いておりますコールマンフォールディングチェアの張替カバーですが、フレームの分解が必須となります。
既にウェブ上ではたくさんの情報が既出ではございますが、当店でも改めてご紹介致します。
動画内でもドリルでリベットを外す作業をご確認できますが、意外とコツが要ります。間違っても回し続けないようにしてください、摩擦熱もかなりでますし、カコンっといきなり貫通すると思わぬ怪我をする場合がございます。動画をご確認頂き、12箇所この作業ができると思う方のみ自己責任で作業をお願いします。
必要な工具や道具について
金属用のドリル先
電動ドリル
ピンポンチ
ネジとナット
金属用ドリル
ホームセンターでは木工用と金属用などの用途別にドリル刃がございますが、今回の分解では金属用を使用します。木工用ですとリベットを外すことができません。
電動ドリル
こちらは特に普段お使いのドリルなどで大丈夫だと思います。回しっぱなしにすることもほとんどないため安価なドリルでも代用可能かと感じます。
ピンポンチ
リペット部分をドリルでこじった後にリベット本体がフレームに少し引っかかる場合があるので、リベットをポンと叩くと外れます。こちらは特になくても良いです。
ネジとナット
張替をするためには最低限12箇所のリベットを外す必要があります。また外したリベットの代わりにネジとナットで固定します。種類については後述します。
リベットを外す箇所について
張替をするためには画像の12箇所のリベットを前述したドリルで外す必要があります。画像のフレームはわかりやすいように既に分解後の画像となっています、ネジとナットも換装済みです。
生地が付いたフレームは寝かせたり立たせたりするので、座布団や下に何か敷いて作業することをお勧めします。
実際のリベット外しの順番ですが、個人的なお勧めは、以下の順番です。
Aの部分は4箇所あり、まずはこの4箇所、8個のリベットを外して下さい。これを外してしまえば後は簡単です。
次にBの2箇所を外して下さい。外した後に白いスペーサーが2つ残りますが、こちらは流用しますので捨てずに取っておいて下さい。
最後にCの2箇所を外して下さい。Bの箇所と同様に白いスペーサーが2つ残ります、こちらも同様に捨てずに取っておいて下さい。
新タイプと旧タイプの違い
Cの箇所については新しいタイプの場合は肘掛けに直接ネジが通ります。以前のフレームの場合にはアルミの板に固定する方式だったので、Cの部分のネジについては新旧別のネジの長さとなります。ネジセットもオプションで販売予定ですが、ご自身の肘掛けのタイプが画像のタイプであれば新型、そうでない場合には旧型と思われます(全てを確認しておりません)
下記の画像はA,B,Cの拡大画像となります、ご参考下さい。
ネジとナットの種類について
新タイプはCの箇所の接続が変更されているので、M5 60mmが2本必要です。
新タイプの場合
M5 50mm x 2
M5 60mm x 2
M5 25mm x 8
旧タイプの場合
M5 50mm x 4
M5 25mm x 8
それぞれのネジセットはこちらよりご購入できます。
分解サービスについて
慣れていないと時間がかかるため、この分解作業を当店にて条件付きでお受け致します。
- 当店にて張替カバーをご購入のお客様
- 分解は新品のみ
1脚当たり5000円にてお受けします。分解したフレームにはネジとナットを換装致します。さらにご購入された張替カバーを装着してご返送致します。つまり張替カバーをご購入頂くタイミングで分解サービスもご依頼いただければ、お手元にはすぐに使える状態の張り替えられたチェアが届きます。
なお、新品を小売店でご購入して当店に送っていただいてもお受け可能です、その場合には事前にお知らせ下さい。
分解サービスのご依頼はこちらよりお願いします。