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チェーンステッチミシン、Treasure1114-1
刺繍ワッペンのカスタムオーダー料金
カスタム料金について
刺繍(業務用ジャガード刺繍を想定)については下絵と刺繍データが必要です。
下絵について
ここで言う下絵とは2パターンを想定しています。
お客様より持ち込みの画像データ
お客様ご自身でデザインした画像や著作権に問題がない画像データを想定しています。
当店がデザインする画像データ
当店でお客様のご要望に応じてデザインしイラストを描くことを想定しています。
ステッカー用のデータや織りネームの様なデータは難しい
刺繍は針と糸を使って柄を作っていくものなので、物理的に細かずぎる柄、特に通じや文言などは再現できない場合が多いです。2mmx2mmなどの柄などはほぼ潰れてしまいます。無理やり細い糸で線を描く程度であれば刺繍可能な場合もございますが、デザインとしては貧相となります。また織りネームのような細かい刺繍はそもそも織りと刺繍は別物ですので、ジーンズなどのポケットに付いている様な小さな織りネームを刺繍で再現するのは、ほとんど難しいです。
刺繍のグラデーション考察
頭で考える綺麗と現実の綺麗は別もの
去年の3月に刺繍をスタートした当初は埋め縫いを綺麗に埋める、仕上げることに注力していました。綺麗に色をのせて埋めれば、当然綺麗に埋まるだろうという考えで、データを作成して刺繍を試みていました。しかしそうはなりませんでした。
というのも刺繍ソフトの画面上で綺麗に色を埋めたデータと実際に布へ刺繍したものとは別ものになる事を目の当たりにしたからです。振り返ると当たり前のことなのですが、当時はどうしてそうなるのか、頭を傾げて何時間も何度も何度も同じデータを直しては刺繍し、捨てての繰り返しでした。
紙の上に丸を書き、その丸を例えば赤で塗りつぶすとなると当然、絵の具で赤を塗りますね。赤く塗りつぶすと、綺麗に赤く塗りつぶすと、薄く塗りつぶすと、まだらに塗りつぶすと、グラデーションをかけて塗りつぶすと、などいくつも塗る方法がある訳です。
刺繍データの作成の様子
刺繍製品を作るには
刺繍は手刺繍と機械刺繍に大きく分かれますが、当店はどちらも行っています。今回は機械刺繍、特に業務用刺繍機について少し解説します。
まずは当店のYouTubeチャンネルに動画をアップしましたのでご覧下さい。