刺繍製品を作るには
刺繍は手刺繍と機械刺繍に大きく分かれますが、当店はどちらも行っています。今回は機械刺繍、特に業務用刺繍機について少し解説します。
まずは当店のYouTubeチャンネルに動画をアップしましたのでご覧下さい。
いかがでしょうか?
初めてご覧になる方も多いかと?予想します。細かいテクニックや仕様もあるのですが、今回はイラストの下絵を基に刺繍製品を作るには、動画のように刺繍するための専用のデータを作成する必要がある点、をご紹介しました。
動画内では当店でイラストを予め描いたデータを基に刺繍データを作っている様子です。画面ではかなりアップした状態ですが、現実の大きさは5cmにもみたないパーツの部分で、アウトラインは2mm程です。
刺繍をするには専用のデータを作る
AdobeのIllustratorなどでは動画内のアウトラインは単なる線なので、ベジェでさっと描いてしまえる線ですが刺繍となるとそうはなりません。そのためイラストを描き、そのイラストを基に刺繍ワッペンを1から製作するのは、そもそものイラストをまずは描いて、その上で刺繍データを作り、さらに実際に刺繍をしてワッペンを作る、という流れになります。
上記の流れになるため、イラスト(jpeg,png,ai)を1から描く場合とデータがある場合に切り分けられますが、刺繍データの作成は必須となります。このデータ作成が後々の刺繍の仕上がりを左右するため、非常に重要な工程の1つとなります。
今後も刺繍データのtipsや動画をアップしていく予定です。