みなさまこんにちは、改めて明けましておめでとうございます。本年もどうぞRainbow Adventure Designをよろしくお願いします。
今年より製品紹介を製品ページ以外にもご用意して、より細かな使い方やヒント、製作過程など製品ページには載せきれない情報をこちらに記載していきたいと思います。また過去の製品についても掘り下げて書いていこうと思います、どうぞよろしくお願いします。
モザンビークサイドテーブルカバー
今回はモザンビークのサイドテーブルのカバーを当店にて製作致しました。
当店のECサイトの製品ページはこちらです。もともとの製品もとても評価が良い商品です。
なお留意点として以下3点ございので、予めご了承ください。
- 製品に含まれますのは、テーブルカバーと収納バッグ、収納ネットの3点のセット製品です。
- ご自身で予めモザンビークのテーブルをご購入頂く必要がございます。Amazon等のネットショップをご利用ください。
参考リンクはこちら
- 当店の製品が届きましたら、ご自身でテーブル内のアルミ板5枚、テーブル支え棒2本を当店のカバーへ付け替えて下さい。なお、付け替え作業は難しくないため、問題なくお客様ご自身で対応可能です。
製品について
私は今も昔もキャンプでは可能な限り荷物を減らすようにしていて、できる限り大きい荷物を減らす事を考えていました。キャンプ道具の中で1番大きな道具は何でしょうか?パッと思いつくのは、まずはテント、タープ、チェア、次にテーブルだと思います。
昨今のキャンプ道具はコンパクトになり、軽量になる商品が市場にはたくさん出てくるようになったので、20年前よりもずっと便利で快適になったと思います。ただ個人的には、テーブルについては小さくしてしまうと、そもそもの役割がなくなってしまいかねないですし、強度の問題もありますし、テーブルについてはこのコンパクトにする、というのはなかなか難しいのでは?と思います。
とは言いつつも、様々なメーカーが工夫して便利な商品が出てきていますよね。その中でテーブルについては、天板と脚を分解する、それぞれをコンパクトにする、さらにそれぞれを軽量にする、になったのだと思います。
天板については、素材を軽くするにはアルミ、強度を持たせるには厚めの生地と組み合わせるなどが考えられますね。脚については、天板同様にアルミにして、フレームの組み方を工夫して強度を持たせて、さらにコンパクトに畳めるようにする。ざっと予想できるのはこのようなことなのかな?と思います。
上記の要素をほぼ全て取り入れたバランスのよいテーブルは、ヘリノックスなどに代表されるいわゆるキャンプ、アウトドア用のコンパクトテーブルになりますね。今回はモザンビークのサイドテーブルを選びました。最大のポイントは天板内のアルミ板が取り出せることです。5枚のアルミ板が天板の布の中に収納されているので軽く、適度な強度もあり、テーブルとしてちょうど良いバランスだと思いました。アルミ板が取り外せるので、当店でカバーを製作してもお客様が付け替えできると感じたので製品化した流れとなります。
実際に製作していく中で、工夫すれば天板はリバーシブル仕様にできそうだと感じました。実際の製品は表と裏で生地を変えることができますので、お客様のお好みで生地をカスタマイズして楽しむことができます。
また製作途中で天板下のデッドスペースが気になり、既存製品のようにネットを別途制作しようと思いました。ネットの用途については、使わないカラトリー入れとして、洗うまでの食器の一時置き場としてご利用ください。こちらのネットは天板を接続している両側の棒へ吊り下げているため、取り外し可能です。そのため炊事場までの洗う食器類をネットに入れ、洗った後の食器を干して乾かすためにも利用できます。ネットを再度テーブル下につけても良いですし、ネットだけを木などに吊るして水切りしながら乾かす用途としても利用できます。
生地バリエーションは製品ページをご確認頂き、裏面のカスタマイズ のご希望の方は個別にお問い合わせ下さい。X-PACなどの生地でも製作可能です。
今の時期はキャンプをするには少し寒いですが、あと2ヶ月もすればまたいい時期になるので、その時の道具にぜひ加えて頂けると嬉しいです。